2021年05月22日

次世代CAR-15 GX5857 Mod.607 G&P×Tokyo Marui NextGeneration



アメリカ軍特殊部隊によってベトナム戦争で実戦投入されたCAR-15 GX5857 Mod.607。


今回MS FACTORYで実銃を忠実に再現して製作した次世代CAR-15 GX5857 Mod.607。

信頼性が高い東京マルイの次世代ユニットを組み込むことで、CAR-15で激しいリコイルショックと金属音を体感可能としました。

<次世代CAR-15 GX5857構成>
ベース:G&P CAR-15 Old Style
ロアフレーム・メカボックス・次世代ユニット・チャンバー等:東京マルイ次世代M4
モーター:G&P M140モーター

<外観加工箇所>
①ロアフレーム後端リブカット&実銃形状成型
②リアロックピン脱落防止リブ成型
③次世代バッファーチューブワンオフ製作
④バッファーチューブストッパーピン
⑤伸縮ロッドロックピン
⑥伸縮ロッドワッシャー製作&ストック組込み
⑦ワンオフ製作バッファーリング
⑧マグキャッチガードカット&R形状成型
⑨ポート下リブ後端カット&丸め加工
⑩フロントロックピン下のR形状を実銃同様に直角成型加工
不要刻印は全て埋めています。





各種パーツは黒鉄処理の上、磨き出しています。
<黒鉄磨き出しパーツ>
ストックバットプレート、ストックロックレバー、バッファーチューブ、伸縮ロッド、セレクター、トリガー、トリガーガード、ボルトリリース、チャージングハンドル、リアロックピン等







【フレーム左サイド】

後端リブカット&実銃形状成型、バッファーチューブストッパーピンも再現。
伸縮ロッドストッパーピン、ワンオフ製作のバッファーリングを装着。
フロントロックピン下のRを実銃同様に直角成型加工。


【フレーム右サイド】

マグキャッチガードカット&R形状成型。
右サイドの刻印は全て埋めています。
リアロックピン脱落防止リブ成型。
バッファーチューブストッパーピン、伸縮ロッドロックピン。
ポート下リブ後端カット&丸め加工。


ボルトは射撃に連動して前後に稼働。チャージングハンドルを引くとボルトが後退し、次世代チャンバーにアクセスできます。

マグキャッチガードカット&R成型、ポート下リブ後端カット&丸め成型


伸縮ロッドワッシャーは金属メーカーから複数サイズの部材を取り寄せ、実物サイズでワンオフ製作したメタル製。

ストックも実銃同様に加工してワッシャーを組み込んでいます。

G&Pを含め各メーカーのCAR-15は実銃には存在しないバッファープレートに伸縮ロッドをネジ止めして組んでいますが、MS FACTORYでは実銃と同様に伸縮ロッドをスプリングピンで貫通させてロアフレームに強固に固定しています。


黒鉄磨き上げを行ったストックバットプレート

ストックロックの際は「シャキーン」と金属音が響きます。

ストック最長延伸でロックした状態


ストック中間延伸でロックした状態

磨き上げた伸縮ロッドワッシャーが鈍く輝いています。

本来スリングスイベルを取り付けるのは3mmスプリングピンですが、G&Pはダミーで丸い凹みがあるだけです。
今回は実銃同様に3mmスチールスプリングピンを装着しています。


CAR-15の伸縮ストックは構造が複雑で、次世代ユニットを組込み且つ実銃形状に加工するのは最大の難関でした。

初期CAR-15のフラッシュハイダー

発射後はBB弾発射時の気圧差でハイダーから「キーン」という金属音が響きます。

マガジンは次世代対応の20連ショートマガジンを製作して装着。


マガジンアウターは酸化被膜のG&Pスチール製を使用。

インナーは東京マルイ次世代82連マガジンのインナーをZ字カットして組込み。
アウターケースに加工済みのインナーを格納し、隙間から土埃が入らないようゴム材でシーリング。
もちろん弾残り0で、全弾撃ち尽くすとオートストップ機能が作動します。
装弾数は40発以上。

モーターはハイトルクのG&P M140モーターを内蔵。


<CAR-15(上) AR-15(下)比較> AR-15もG&PをベースにMS FACTORYにて次世代化





こちらの次世代CAR-15 Mod.607 GX5857はヤフオクにて落札いただきました。ありがとうございました。






次世代M16、次世代XM177、次世代M727等の製作についてのお問い合わせは、下記メールアドレスまでご連絡願います。

<メールアドレス> xjr2236@yahoo.co.jp
<製作者>MS FACTORY  


Posted by MS FACTORY  at 10:55クラフトナム戦次世代G&P東京マルイ